杖

杖（Cane）とは、平らで硬い棒のこと。柄があるものとないものがある（伝統的に曲げられていることが多い）。より細い「ロッド」（Rod）という変種もある。ほとんどの場合、杖は籐で作られていますが、竹やプラスチック製のものも知られています。BDSMでは、杖はスパンキングのための最も強力な器具の一つとして使用される。籐の杖の出現 籐はヤシ科に属するつる植物である。主にインドネシアとマレーシアの熱帯林で育つ。籐ヤシは全部で600種類以上あり、13の植物種に属している。籐の蔓の長さは100メートルを超えるものもある。19世紀までヨーロッパに存在した木製の杖は、刑罰に使うには重くて硬すぎたため、柔軟で軽い籐の杖を使うようになった。籐の杖は、発祥の地であるイギリスの植民地を皮切りに、多くの国で刑罰に使われた。籐の杖は、発祥の地であるイギリスの植民地をはじめ、多くの国で罰として使われ、犯罪者、使用人、学校での怠慢な生徒に杖が打たれた。杖は貴族の伝統的な属性であり、幼少期にはほとんどの教養ある人々も杖で罰せられた。したがって、杖は罰のロールプレイングゲームのファンや「歴史的」BDSMのファンにとってフェティッシュな対象である。杖の特徴 杖の長さや直径はさまざまである。杖の長さは70～100cm、幅は5～12mmです。杖が長ければ長いほど、硬く作用すると同時に、ストロークの正確さをコントロールするのが難しくなります。杖の太さは、痛みの程度にあいまいな影響を与える。細い杖は、警棒のような表面的な焼けるような痛みを与えるが、より強い。中程度の太さの杖は、さらに筋肉的な痛みが加わり、10mm以上の籐は重い一本杖に例えることができる。プレスクール（ナーサリー）用、最大直径5～6mm、長さ60cmまで、ジュニア用、直径7～8mm、シニア用、直径8～10mm、少年院用、大人用、直径10～12mm以上。もうひとつ、規則で定められた正式な分類には含まれていないものがあった：シンガポール杖（シンガポール）-直径15mm、長さ1.5mまで。外傷という点では、後者は特別な宮殿の鞭と比較することができる。